「スカート」という名前のバンド

投稿日: カテゴリー アート探訪

コピーライター&プランナーの高木でございます。

1月28日(土)に“スカート”というアーティストのライブを見に、渋谷WWWというライブハウスに行ってきました。インディーズですので、あまり馴染みはないかもしれませんが、テレビ東京でやっている「山田孝之のカンヌ映画祭」というドラマのエンディングテーマを演奏しているアーティスト、と言えば分かる方もいるかもしれません。

音楽的には、シュガーベイブ、サニーデイ・サービス、キリンジと、いわゆる日本のポップス系譜に位置するバンドです。ただ、すごくよくできたポップソングなのですが、どう洗練してもぬぐい切れないオルタナ感が漂っており、個人的にはそこに胸が熱くなります。本人がどの程度、オルタナ感に対して意識的かは分かりませんが、そういう地の部分って隠そうとしても出てしまうもんですね。まあ、スカートは隠そうとはしてないとは思いますが…

ライブの編成はギター、ベース、ドラム、キーボードというオーソドックスな編成に加えパーカッションが入っていて、演奏はダンサブルで素晴らしいパフォーマンスでした。ほとんどの曲が3分前後の短い曲なので、2回のアンコールを含めて演奏した曲はおよそ30曲! ほんとに大満足。曲間の雰囲気やMCなどがインディーズっぽくて、そこもよかったです(笑)。img_cd

こちらは2016年11月23日にリリースされた「静かな夜がいい」という曲のCDです。デザインワークもとてもいいですね。アートディレクションは森敬太さん、写真は宇壽山貴久子さんです。ミュージックビデオも短編映画のような仕上がりです。チェックしてみはいかがでしょうか?